非通知でかかってくるワンギリ着信 探偵ブログ
主に深夜にかかってくる不気味な非通知のワンギリ着信・・・。
その原因と理由を探偵が解説します。
主に深夜にかかってくる不気味な非通知のワンギリ着信・・・。
その原因と理由を探偵が解説します。
寝ている間の夜間にかかってくるワンギリ非通知着信の発信元は携帯電話や固定電話の使用情報を収集するデータ情報販売会社によるものが大半です。
データ情報販売会社が集めるデータの具体的な内容としては、Aという携帯電話番号があったとして、通常にA番号に電話をかけた時、得られるリアクションは5通りになります。
データ収集業者は専用のソフトを開発し、それら5つの着信情報を瞬時に判別してデータを収集することで、情報を商品として販売しているのです。
例えば、「A番号の使用状況は2018年の4月13日に最初の通話確認してから問題なく使用されていた。」「B番号2019年6月から使用が開始され、は2020年2月から5日程、7月25日からも10日程、お客様都合(利用料支払い無し)によりお繋ぎできません状況があった。」とします。
そこからわかる情報とは、A番号の所有者は2018年の4月から同番号を使用し始めて、支払いの滞りなく現在まで使用し続けていることが推認される。
B番号の所有者は2019年6月頃から同番号を使用し始めたが、2020年2月と7月の2回、料金の部払いが原因だと思われる利用停止措置がとられていることから、金銭的に問題があることが推認される。
他にも停止期間により、レンタル電話、海外出張や留学の可能性があったなどの状況が推認される状況がわかる可能性があります。
それを知って、「それは個人情報ではないのか?」と思われるかもしれませんが、個人名や住所などの情報に繋がるデータではない為、個人情報保護法に抵触する業務ではないというのが業者の言い分です。
弊社は探偵業という職業上、多くのデータ販売業者との交流があり、上記業者とも営業があることから、確実なことになります。
ここで電話の利用情報を販売する業者の情報収集法をご紹介しておきましょう。
まず最初に、データ販売業者のスタッフが特定の番号を狙って手作業で非通知電話をかけて情報を収集しているのではありません。
番号を無作為に作成し、非通知のワンギリ電話をかける装置を開発。
装置は作成した電話番号へ機械的に片っ端から電話を発信します。
その装置には上記5種類の着信情報を自動収集し、①利用中番号②利用されていない番号③停止中の番号に振り分けるようシステム化されています。
その作業を繰り返し行い、情報を積み重ねていくことにより、情報を商品として販売しているのです。
また発信は主に深夜の時間帯を狙ってかけられます。
その理由は、ワンギリ発信がかかった瞬間に、たまたま着信してしまい通話料金が発生するなどを防ぐためです。
深夜にかかってくるワンギリ非通知着信の発信元は、携帯電話や固定電話の使用情報を収集するデータ情報販売会社によるものであると書きましたが、非通知電話はそれら業者以外の可能性も否定できません。
例えば、以下のようなことが考えらえます。
その何れかであったとしても、電話番号を知っている「①何者かが ②何らかの意図を以って ③非通知設定した電話をかけた」ということになります。
テレアポなどの営業電話では自動的に非通知になる発信専用電話からかけてきている可能性があることから別として、それ以外は意図的に「184」をつけるなどし、電話番号を隠した匿名の電話をかけていることになります。
上記で解説した通り、非通知電話はかけられる側には何らメリットはありません。
固定電話もスマートフォンも、現行機種であれば非通知拒否の設定ができるものが大半です。
※操作方法はメーカーやキャリアによって異なる
弊社のような探偵社でも非通知着信は拒否しておりますので、一般の方であれば非通知を距離することにデメリットはないと思われます。
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