張り込みの難易度が高いラブホテル 浮気調査コラム
探偵の他、ラブホテルの事情に詳しい職業といえば、思い当たるのはデリバリーヘルスで働くデリ嬢やドライバーといったところでしょうか
ラブホテルの定義
「休憩料金表示」又は「玄関等の遮へい」のある施設であって、個室に「回転・振動ベッド」「特定用途鏡」、「専ら異性を同伴する客の性的好奇心に応ずるため設けられた設備」又は「アダルトグッズ自動販売機等」の設備がある営業所。
※ 市によっては「性的営みの相手方を同伴」に変更。
「フロント等の遮へい措置」又は「客室案内板等」がある施設であって、個室に「自動精算機等」の設備がある営業所。
ここでは、自分でパートナーの浮気調査をしようとしている方、不倫の証拠を集めようとする方が、決定的な浮気の証拠となるであろうラブホテルの出入りの証拠撮影の難易度が高いラブホテルをご紹介したいと思います。
絶対に注意しておかねばならないのは、貴方にとってはただただ配偶者の不倫の証拠を撮りたいだけだっても、ラブホテル側からすれば、利用客のプライバシーを守る義務や責務があるということです。
お気持ちはわかりますが、身勝手な行動はしてはいけません。
車のキーを渡さなければいけないラブホテル
地価の高い都市部にあるラブホテルによくあるパターンになりますが、一部のラブホテルでは車を駐車場に停め、入室の際に車のキーをフロントに預けなければいけないタイプがあります。
駐車スペースが少なく、駐車位置のローテーションが必要な為ですが、このタイプのラブホテルではホテル従業員が車を運転することから、車に張り込んでの撮影が不可能です。
名古屋市内の一例では、大須観音の近くにあるラブホテルがこのタイプになります。
車内張り込みが不可能であることから、ホテル外の路上からの撮影が必要となりますが、一般の方には難しいでしょうから、①ホテルの外観と停車された車のみを証拠撮影する ②異なるラブホテルを使う次の機会に切り替えるなど工夫が必要です。
シャッターが閉まるタイプのラブホテル
車を駐車スペースに停め、シャッターが閉めるタイプのラブホテルも、撮影が難しくなります。
駐車場が地上にあり、二階部が部屋になっていることが多いです。
この場合、正面の駐車スペースを確保するなど、撮影位置が重要で退室後にシャッターが上がり始めからが勝負になります。
駐車位置が空いているかは運次第になります。
と同時に、1部屋に1駐車場タイプであることから、正面の駐車スペースを確保したとしても、入室していない部屋の駐車スペースに車を停めておくことは出来ない為、誰かが中に入って料金を支払った上で待機する必要があります。
部屋代をケチってしまうと、非常に高い確率でホテルとトラブルになります。
名古屋でも郊外型のラブホテルはこの形式のところがあります。
戸建タイプのラブホテル
数は多くありませんが、戸建てが並ぶタイプのラブホテルがあります。
ラブホテルが小さな団地のようになっているとイメージして下さい。
施設内の道路が対向できないくらいの道幅であることから、路上に駐車して張り込みことは不可能です。
正面の部屋など、駐車スペースの位置が重要となります。
これも駐車位置が空いているかは運次第になってしまいます。
名古屋近郊では一宮市にあるラブホテルが集中してある地域の中に、このタイプのホテルがあります。
一般人が自分で浮気調査をするなら10回に1度成功すれば良いと心得る
プロの探偵でも簡単ではない浮気調査での証拠収集を、素人である一般人が行おうとする場合、普通にやれば①バレる ②トラブルになる ③失敗するのは当たり前です。
調査費用などの問題で、それでも自分でやろうとするならば、失敗を前提とし、「10回のチャレンジで1回成功すれば御の字」と考えてください。
成功には運も必要であることから、1つ間違えれば取り返しのつかない事にもなりえませんので、決して無理はしないようにしましょう。