母親が親権を取るには 浮気調査コラム
ご主人が浮気をしたなどといった事情がなくても、何らかの理由により離婚をすることになり、母親である自分が親権を取りたいと考えられる方は多いでしょう。
ここでは、母親が親権を取るにはをテーマに、数多くの離婚事案を取り扱う探偵目線で考えていきたいと思います。
親権は基本母親側に認められる傾向にあります
たとえ母親である自分が不倫をしてしまったとしても、虐待や育児放棄などといった事情がなく、子供の面倒をきちんとみている状況にあるなら、親権は問題なく母側に認められますので、ご心配なことはあるでしょうが、まずはご安心下さい。
性格の不一致などで離婚するケースなどは言うまでもなく、母親側となるのが一般的です。
※参考コラム「父親が親権を取るには」
ずっと専業主婦で収入がないといった金銭的に不安があるといった事情がおありの場合も、公的扶助や養育費がありますし、離婚後は働いて子供を育てていくつもりであるとの意思を示すだけで十分です。
そこまで大きな心配はいりません。
父側に親権を取られないには
ただし、【父親が親権を取るには】で解説しているように
「育児放棄の事実があり、その証拠が握られている」
「子供を虐待している」
などといった事実がある場合、当然ながら親権者には相応しくないとして親権者とは認められません。
そういったことが無ければ大丈夫です。
何を言われようと子供は手放してはいけません
また、子供は絶対に手放してはいけません。
万が一、子供と離れるような状況になり、その期間が長ければ長いほど、相手に養育実績を積まれ、親権者として認められにくくなります。
ですので、別居するにしても実家に戻るにしても、子供だけは絶対に手放してはいけません。
その理由は「親権 継続性の原則」といったキーワードで検索いただければ、多くの弁護士先生が解説されていますので、ご確認ください。
父親が親権者になるケースの9割以上がこのパターンである事実を、忘れないようにして下さい。